一度、息を吸う。 「好き……」 ユキが目を見開く。 私は、はあ、と一度だけ短く息を吐いて。 「……私、ユキさんが好きです」 見上げるユキの顔。 その周りに、静かに降る雪。 キラキラと、全部が輝いて見えた。 ……綺麗だなぁ。 「………」 ユキはしばらく何も言わなかった。 ただ、どうしようもなく嬉しそうに微笑んだ。