余所者-よそもの-【 3 】



紫藤とカナコは揃って家を出た。

外は、すっかり雪が降り積もっていた。


カナコは雪に埋まる自分の足を見つめながら、嘆く。


「失敗した……」

ちょっとそこのコンビニまで。

ついいつものクセで、クロッグサンダルを履いて出てきてしまった。

紫藤を外で待たせていたから、慌てていたのもあった。


雪の深さはそこまでない。

靴底が少し埋まる程度。

だけど、歩くたびにサンダルの先が雪に引っかかる。


慎重になる足どり。

病み上がりの紫藤よりも歩くのが遅い。


寒そうにポケットに手を入れながら、少し前を歩く紫藤の足元はスニーカー。


「………」

気付いた紫藤が、足を止め。

カナコの足元を見下ろした。