余所者-よそもの-【 3 】




――バァン……!!

Re:bidoに、破壊音が響き渡った。


ユキは、潤の報告とおよそ同時にRe:bidoに到着していた。


苛立ち、焦燥。

そのすべてを叩きつけるように、扉を蹴破った。


そこはかつて、カナコを苦しめた場所。

Re:bido奥の、個室。


そこにも、紫藤はいなかった。


しかし。

「………」


一人、いた。

ベッドの上に静かに腰かけた、少女。


じっとユキを見つめている。


「――その様子。……多夜に、カナコを取られたか」


ユキの表情一つで、すべてを察したような口ぶり。


「お前は、なんだ」


そこにいたのは、髪を一つ結びにした若い女。

首からは、大きな一眼レフカメラを提げている。


――アオイ。