【side 晴樹】
冷水のシャワーを頭から浴びても、顔に集まった熱はなかなか引いてくれなかった。
「あいつ、マジで無防備すぎんだろ……」
濡れた髪をタオルでガシガシと乱暴に拭きながら、小さく悪態をつく。
幼馴染としてずっと一緒に育ってきたとはいえ、俺はれっきとした男で、しかもアイツのことが昔から――どうしようもないくらい好きなのだ。あんな薄っぺらいシルクのナイトガウン姿を見せられて、平常心でいられるわけがない。
適当にパンツ一丁だけ身につけ、首にタオルを引っ掛けた状態でリビングに戻る。
すでに部屋の照明は落とされており、静まり返っていた。少しだけ隙間の空いた寝室のドアから、微かな寝息が聞こえてくる。
足音を殺してそっと寝室を覗き込むと、玲美はすでにベッドにすっぽりと潜り込み、深い眠りに落ちていた。
よほど限界だったのだろう。普段、本邸にいる時は少しの物音でも目を覚ますほど張り詰めている彼女が、俺が近づいてもピクリとも動かない。
ベッドサイドにしゃがみ込み、薄明かりの中でその寝顔をじっと見つめる。
冷水のシャワーを頭から浴びても、顔に集まった熱はなかなか引いてくれなかった。
「あいつ、マジで無防備すぎんだろ……」
濡れた髪をタオルでガシガシと乱暴に拭きながら、小さく悪態をつく。
幼馴染としてずっと一緒に育ってきたとはいえ、俺はれっきとした男で、しかもアイツのことが昔から――どうしようもないくらい好きなのだ。あんな薄っぺらいシルクのナイトガウン姿を見せられて、平常心でいられるわけがない。
適当にパンツ一丁だけ身につけ、首にタオルを引っ掛けた状態でリビングに戻る。
すでに部屋の照明は落とされており、静まり返っていた。少しだけ隙間の空いた寝室のドアから、微かな寝息が聞こえてくる。
足音を殺してそっと寝室を覗き込むと、玲美はすでにベッドにすっぽりと潜り込み、深い眠りに落ちていた。
よほど限界だったのだろう。普段、本邸にいる時は少しの物音でも目を覚ますほど張り詰めている彼女が、俺が近づいてもピクリとも動かない。
ベッドサイドにしゃがみ込み、薄明かりの中でその寝顔をじっと見つめる。

