最上階の自分の部屋に着き、リビングのふかふかなソファにゆっくりと下ろされる。
魁と大樹の兄貴が帰っていった後、そこから先は、晴樹の矢継ぎ早の質問攻めだった。
「どこやられたんだ!? 肋骨か!? なんでそんな罰受けたんだよ! 女を逃したって大樹の兄貴から聞いたけど、お前がそんなヘマするわけねぇだろ! なにがあったんだよ!」
「……うるさいなぁ。ちょっとしくじっただけだってば」
私は晴樹の質問を、適当にのらりくらりとかわし続けた。
あのボロボロの女の絶望も、私が情けをかけて組を裏切ったという事実も、晴樹には背負わせたくなかったからだ。
魁と大樹の兄貴が帰っていった後、そこから先は、晴樹の矢継ぎ早の質問攻めだった。
「どこやられたんだ!? 肋骨か!? なんでそんな罰受けたんだよ! 女を逃したって大樹の兄貴から聞いたけど、お前がそんなヘマするわけねぇだろ! なにがあったんだよ!」
「……うるさいなぁ。ちょっとしくじっただけだってば」
私は晴樹の質問を、適当にのらりくらりとかわし続けた。
あのボロボロの女の絶望も、私が情けをかけて組を裏切ったという事実も、晴樹には背負わせたくなかったからだ。

