俺の好きな人、かっこよすぎる件

あいつ、夕月さんに触れて……っ!


咄嗟に手が伸びたが、それは必要なかったらしい。


……ーーーーパシッーーーーー……


「やめてください。教室に押しかけてきて、迷惑です」


すぐさま大河の手を叩くように振り払い、狂気にも似た笑顔で語りかける。


「え、あ、え、……あ、ハイ」


大河はその笑顔に怯えたように、教室からひっそりでると、……逃げた。

え、あいつ……っ!