「この手は、もう離さないから。」

「信じられない・・・」


「疑り深いな~」
素良が笑った。


「私、素良を傷つけたのに・・・」 


「あの日のこと?」


「私は、女なの。
素良以外の人に抱かれ・・・」

素良が口を優しくふさいだ。


「やめよう。
その話・・・・・」

「思い出さない?」

「思い出すよ。」

「ほら・・・・」
私は、悲しくなった。



素良が強く私を抱きしめた。


「昔みたいに
きれいな恋ができる?
あの頃みたいに 素良と
Kissしたり Hugしたり・・・・
それだけでときめいていた
あの頃みたいに~」