「これ?マジに着る?」

「だって、そんなのしかないし・・・」

「今時こんなの着ないよ
スクール水着・・・・
これは競泳用なんだから
プールだよ、プール!!」

「あ~ん!やだ行きたくない
いいよ、自信のある人はさ~」


「ふーはもっと自信もったら?」


「もてないよ。」


「だって、すごいやせたよ。
それに白くて柔らかそうで
抱きしめたくなる。
あの女斬りの芳樹が
愛してたんだから~
よっぽどいいもの持ってるのよ~」
そういって笑った。


「や・・・ちょっと
ちー・・・それは問題発言だ。」


二人で照れた。
千鶴はいつも私に勇気をくれた。
私のイモに手を加えて
最近は弟にも

「ねえちゃんのバックには
スゲーカリスマがいるのか?」
少しあかぬけた私に
最近は、声変わりもした弟は
大げさに驚く。


「そうだ、着てない水着があるの」
そういってアドバイザーは
クローゼットの奥から水着を出してきた。