そのいらだった気持ちは
妙に俺を興奮させた。

昨日二人は会っていた


そう思うだけで
下半身から嫉妬と興奮が入り混じった。

下には憎き
恋敵がいる


心がつながっているなら
絶えられるのか?
歩来の甘いなきごえに~

素良に聞こえるように
入口のドアを
少し開けておいた。

あとは歩来を興奮させればいい



でもイライラと嫉妬が
俺を乱暴にする。


不思議な事に歩来はいつもと
違う俺に
いつも以上に声をあげた


「俺のなまえ呼んで・・・・
俺を愛してるって言え・・・」


歩来は絶叫した

俺はそのあと
休む間も与えず
歩来を鳴かせつづける


   素良 聞こえるか?
   こんなふうに鳴く女を
   愛せるくらい
   おまえの愛は深いのか?


それなら俺は
あきらめる・・・・・


おまえの愛がそこまで深くないなら
この地獄に耐えるがいい


「芳樹~~愛してるぅぅ」
歩来の女の鳴声


体は興奮している反面
心は冷ややかになっていく