芳樹の本音が見えた。
素良がずっと言っていた・・・・
何かおかしいって~
その疑問の答えが出た。
「じゃあ……
私のことも………そうだったのね……
おかしいと思ってたんだ。
どうして私みたいな
さえない人間が、芳樹みたいな
華やかな子と付き合えるのか
ずっと疑問だったの・・・・」
「ちょっと、待って、歩来……」
「そうだったんだ。
そうだよね……
私、調子に乗ってバカみたいだ・・・・・・
おかしいと思ってたんだ。
素良と私のこと
いつから知ってたの?」
「あの日、俺さ、いたんだよね。
素良の親父の部屋で話をしていたんだ。
素良が、歩来を連れてきて
部屋にあがっていったのを見たんだ。
目を疑った。
あまりに思いがけないことだったから
素良は千鶴が好きだと思っていたから。」
やっぱり……
純粋に好きになってくれたんじゃ
なかったんだ・・・・
ばかみたい・・・
素良がずっと言っていた・・・・
何かおかしいって~
その疑問の答えが出た。
「じゃあ……
私のことも………そうだったのね……
おかしいと思ってたんだ。
どうして私みたいな
さえない人間が、芳樹みたいな
華やかな子と付き合えるのか
ずっと疑問だったの・・・・」
「ちょっと、待って、歩来……」
「そうだったんだ。
そうだよね……
私、調子に乗ってバカみたいだ・・・・・・
おかしいと思ってたんだ。
素良と私のこと
いつから知ってたの?」
「あの日、俺さ、いたんだよね。
素良の親父の部屋で話をしていたんだ。
素良が、歩来を連れてきて
部屋にあがっていったのを見たんだ。
目を疑った。
あまりに思いがけないことだったから
素良は千鶴が好きだと思っていたから。」
やっぱり……
純粋に好きになってくれたんじゃ
なかったんだ・・・・
ばかみたい・・・