いろんな想いが
私の周りを渦巻いてる


そして想いが複雑は糸の絡まりによって
私たちを
縛りつけている



素良しか見えなかったあの頃が
懐かしい・・・・


芳樹と素良

二人にそれぞれの
愛の形で抱かれた私は


二人の間をさまよい続けるんだろうか



それとも
一人に心を決められるんだろうか


私たちの愛の周りに
黒い渦巻く事情が



私の愛の色を汚さないように


祈るだけしかない



大野医師が

「父親が一緒の兄弟だよ。
芳樹は知っているけど
素良は知らない・・・・・
この事情を語るには、僕たちがまだ
きみたちくらい
若かった頃の
話しをしなければいけないけど・・・・
それは、素良に話す時
芳樹にも一緒に聞いてもらわないと
いけないな。」



兄弟・・・・・

素良と芳樹


私はいったいどうなるんだろう