気持ちをかくしたことによって
素良は、安心して
心を打ち明けた。

私の前では、普段の顔はなく
小さな子供のようになる。

私は、そんな彼を抱きしめたり
そんな部分でしか
素良に近づけなかった。

今日は、素良の部屋にいた。


「ぷくちゃん…」
素良は、二人の時
私をそう呼んだ。

「なに?」
私はいつものように
素良のパソコンでネットゲームをしていた。


「ね、ぷくちゃん
こっちにきてよ」

「ごめん、ちょっと待って」

私はパソコンに夢中になっていた。


しばらく夢中になっていたら
素良がベットのうえで
ブツブツ言いだした。


自分の思い通りにならなくて
イライラしている
子供になっている。

私は、わざとに素良を突き放す。

意地悪をしたくなる衝動は
私の想いが届かない
イライラもある。

それから
駄々をこねた素良は
その後とても可愛かったりもする。


私だけしかしらない素良・・・


わたしだけの素良・・・・