玄関のドアを閉めて
私たちは
すぐに抱きしめ合った。


素良の荒い息が耳にかかって
私は、体をくねらせた。


「俺…今日かなり嫉妬した。」

荒い息が
素良の興奮を感じさせる。


唇を何度も何度も合わせる。


「芳樹とも…キスしたのか?
こんなこともしたのか?」


素良の嫉妬に狂う姿を
私は嬉しくて仕方なかった。


だから、わざとに

「そんなこと
聞いたらだめだよ。」と言った。



首筋に舌を這わせる


「ここにもキスされた?」

わざとに答えない・・・・


素良の嫉妬をMAXにするために・・・・



  その嫉妬は少しでも私を好きって
  思ってもいいの?


素良の手は私の自由を奪った。


「芳樹は、どんなふうに抱きしめてくれる?
どんなキスをする?
どんな手をつかって感じさせる?」



「なんで?そんなこと聞くの?
芳樹は芳樹 素良は素良だもん。」


素良の手がTシャツの中に入って
私の胸を触った。



「ちょ…ちょっと…」

「芳樹と同じ石鹸の匂いがどうしてするの?」


素良の顔が変わっていた。

ブラが上にずれて
胸があらわになった。

「やだ~!!やめて~!!」

  素良に抱かれたいと思っていたけど
  素良の顔がすごく怖かった。