カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編

俺はその様子を遠くから見ていた。

大音声の中なんどか寄り添う二人。

山崎が何かを囁く度にクスクスとわらっているリサ。

その様子で今夜は、お持ち帰りが出来そうだと感じ胸を撫で下ろした。


携帯を開いて、時間を確認をすると時刻は深夜0時を示していた。

まずいなぁ…


俺のそんな気持ちをよそに、更に3人は酒を煽り声を張り上げる。



マジでうざいわ…こいつら…