「昨日、舞から電話があって 松岡さんとは破談になったって言ってたわ」 いかにもおまえが原因よ! みたいな鋭い瞳で睨みつけてくる。 だけど・・ 悪いとはおもってなんかいない。 むしろ良かったと胸をなでおろしていた。 「あ!今良かったっておもったでしょ?」 「・・・・」 「まぁいいわ。 舞の場所教えてもいいけど。 カズキ・・ 今度こそ 舞のこと ー離さない自信あるの?」