カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編

「わかったよ。とりあえず。シュンさんの家に行くか。
俺も荷物取りに行くから。」


「うん。わかった。」




そう言って、ここの部屋から出ようとした瞬間。




不意に右腕のを捕まえられた。




「マジで?後悔しない?
もう一度聞くよ?


俺と結婚してくれるのか?」





どうしてこんなにも、好きなのに…




後悔なんてするの?





私の気持ちはもちろん!



決まってるよ?






「私を貰ってください」






ずっと貴方しか見てなかったんだから。