「大丈夫なの?勝手に入って…」
急に心配になり、カズキを見上げる。
「大丈夫じゃねぇ?俺もぶっちゃけ2回目なんだ」
「……」
その根拠のない自信に呆れながらも、祈りを捧げる場所へ着いた。
「ちょっと寒いね」
「だなぁ。俺が初めて来たのはもっとガキの頃で、やっぱり誰もいなくてさ。けれど、不思議とまたいつか、来たいって思ってた。」
「それが今なの?」
「あんまり、神様とか信じたりしてねぇけど。
俺も父親になるんだ。
無事に、舞が産めるように祈ってみてもいいんじゃねぇかって」
「あら…私仏教徒よ?(笑)」
それを聞いてか?カズキもいたずらっぽく微笑んで
「-…俺もだ…」なんて言っていた。
本当…訳がわからないんだけど、妙におかしくて
そして…
幸福な気分に包まれていた。
急に心配になり、カズキを見上げる。
「大丈夫じゃねぇ?俺もぶっちゃけ2回目なんだ」
「……」
その根拠のない自信に呆れながらも、祈りを捧げる場所へ着いた。
「ちょっと寒いね」
「だなぁ。俺が初めて来たのはもっとガキの頃で、やっぱり誰もいなくてさ。けれど、不思議とまたいつか、来たいって思ってた。」
「それが今なの?」
「あんまり、神様とか信じたりしてねぇけど。
俺も父親になるんだ。
無事に、舞が産めるように祈ってみてもいいんじゃねぇかって」
「あら…私仏教徒よ?(笑)」
それを聞いてか?カズキもいたずらっぽく微笑んで
「-…俺もだ…」なんて言っていた。
本当…訳がわからないんだけど、妙におかしくて
そして…
幸福な気分に包まれていた。



