「シュンさんも一緒なんだ・・いいかな?」


カズキはシュンさんの事を信頼してるのはすごくわかる。

私もシュンさんが好き。

でも、この話は・・私にとって大切な話だから・・




やはり・・多少寒くても・・二人で話したいな。




そんな言葉を言い出せずにいたら、気持ちに気がついたのかな?

少し歩こうなんて話をふってくれた。



シュンさんの視線に見送られながら、ゆっくりと時折たたきつけるような雪の中を歩き出した。



「寒くないか・・?」

「大丈夫」



そう・・大丈夫。


「で?話って何?」




「うん・・あのね。」




勇気ださなくちゃ・・









「あのね。私・・・ね・・・


お腹に赤ちゃん・・できたの・・カズキ・・

あなたの・・赤ちゃん・・」




ここの場所だけが・・時間が止まってるように感じた。









お願い何か・・言って・・?




怖いよ・・