君といた日々。

6
僕は、さっきフィオナがいっていた事が気になったので、

「人魚にも寿命はあるの?」
と聞いた。

「人魚は、人間と違って不老不死なんだ〜」

「不老不死…そっか。だから、大おばあちゃんがいるんだね。」

人魚が不老不死なら、フィオナの大おばあちゃんが生きているのも納得できる。

「でもね?シェイド。人魚が人間と結婚すると、その子供は半魚人になるの。」

「え、そうなの?」

驚いて前にいるフィオナを見る。

もしや、フィオナは半魚人なのか?

「もしかして、フィオナは半魚人なの?」

「そうだよ。半魚人だよ。大正解!」 

「やった〜!」

だからフィオナは、人間と友達になりたいと思ったのかな?

自分が人間と人魚の子供だから、仲良くできると思って。

「人魚と人間が結婚して、子供も残すことができる…また一つ知識が増えたよ。ありがとう。」

「んふふっ」 

僕は続けて、もう一つ質問した。

「ちなみにフィオナは、半魚人だけど不老不死なの?」

「えっと、お医者さんに検査してもらったんだけど人間より少し長く生きるみたい。」
と、予想外の答えが返ってきた。

てっきり、人魚の子だから不老不死だと思った。

でも、そこに人間の血が混ざると、不老不死ではない。

「じゃあ、フィオナもいつか死んじゃうの…?」

「うん。人間より少し長く生きるね。」

「そうなんだ…」

フィオナはいつか、いなくなってしまう。

そう思うと、胸の奥が少し、苦しくなった。

「そんな悲しい顔しないでよ!まだまだ100年も先なんだから!」

「…うん。」

そうだ。まだ100年も先だ。

これからもフィオナと一緒にいられる。

そう思うと、少しだけ心が軽くなった。 

「お婆ちゃんになるまでお友達だよ!」

「うん!嬉しいよ。」

「んふふっ」