2人とも土で汚れて擦り傷も作り汗だくだった
「私はおばあちゃん家がすぐそこなの。一緒に行きたいけど、こんな私を見たらきっとあなたも叱られてしまう。だからここを真っ直ぐ行けばすぐ交番があるからそこに行って?早く!」
『でも‥君‥酷い怪我だよ?』
「本当に大丈夫!こんなの舐めておけば治るよ。私おてんばでよく怪我するから叱られるの。それよりも早く行かないと見つかっちゃう!!」
心配そうな男の子の背中を押すと急ぐように急かし、私はおばあちゃんの家に急いで帰ると、やっぱりこっぴどく叱られ、思ったよりも深かった傷は田舎では治療出来ず、隣の大きな街に行き打撲も酷かった為入院をして5針も縫うことになり、それから父が借金を負った為おばあちゃんの家に行く機会も無くなった。
あの時の男の子が柊さんではないかもしれないし、今思えばどうして逃げていたのかも知らないけれど、とにかくあの時はなんとか助けたかったのだ
莉奈さんがいた施設や、引き立った祖父母の家もあの場所にあったのだろうか‥‥
柊さんの話も最後まで聞けてないし、莉奈さんが眠ったままでいる以上、この話は誰にも話してはいけないと思い、その日はなかなか寝付けないまま朝を迎えてしまった
『おはよう。顔色がまだ悪いな。昨日あんな事があったんだ、今日はゆっくり過ごそう。母の家には明日からでもいいから』
「ありがとうございます‥でも大丈夫です。少し休んでから準備します‥から‥」
『おい!!大丈夫か!?しっかりしろ!!』
自分から啖呵をきって言った以上、約束を破ることだけはしたくなかったのに、寝不足からか眩暈がして思わずその場に座り込んでしまった
「私はおばあちゃん家がすぐそこなの。一緒に行きたいけど、こんな私を見たらきっとあなたも叱られてしまう。だからここを真っ直ぐ行けばすぐ交番があるからそこに行って?早く!」
『でも‥君‥酷い怪我だよ?』
「本当に大丈夫!こんなの舐めておけば治るよ。私おてんばでよく怪我するから叱られるの。それよりも早く行かないと見つかっちゃう!!」
心配そうな男の子の背中を押すと急ぐように急かし、私はおばあちゃんの家に急いで帰ると、やっぱりこっぴどく叱られ、思ったよりも深かった傷は田舎では治療出来ず、隣の大きな街に行き打撲も酷かった為入院をして5針も縫うことになり、それから父が借金を負った為おばあちゃんの家に行く機会も無くなった。
あの時の男の子が柊さんではないかもしれないし、今思えばどうして逃げていたのかも知らないけれど、とにかくあの時はなんとか助けたかったのだ
莉奈さんがいた施設や、引き立った祖父母の家もあの場所にあったのだろうか‥‥
柊さんの話も最後まで聞けてないし、莉奈さんが眠ったままでいる以上、この話は誰にも話してはいけないと思い、その日はなかなか寝付けないまま朝を迎えてしまった
『おはよう。顔色がまだ悪いな。昨日あんな事があったんだ、今日はゆっくり過ごそう。母の家には明日からでもいいから』
「ありがとうございます‥でも大丈夫です。少し休んでから準備します‥から‥」
『おい!!大丈夫か!?しっかりしろ!!』
自分から啖呵をきって言った以上、約束を破ることだけはしたくなかったのに、寝不足からか眩暈がして思わずその場に座り込んでしまった



