安倍さんはファイルを片手に手を振ると個室を出て行ってしまい、柊さんと2人きりになった事でまたため息が出てしまいそうになった
すると、向かい側に立っていた柊さんが立ち上がると、こちら側に歩き私の隣の椅子に腰掛けてきた
『何か言いたいなら今聞く』
ドクン
何か言いたいならって‥‥まだ一言も秘書をやるなんて言ってないのに2人で話を完結させてしまった事を言ってもいいのだろうか?
柊さんが私の方に体を向けると、デスクの上で軽く指が触れてしまいパッと手を引いた
あまりに近い距離感に自分の心音が聞こえてしまうのではないかと思うほど、安倍さんがいなくなった個室はとても静かに感じてしまう
「‥‥使い物にならなければすぐに他部署に移動させて下さる約束をしていただけますか?」
さっきの柊さんの言葉に、自分がここは何をしに来たのか再確認出来た
だからこそ、責任を取ると言った柊さんを信じたいと思えたし、今度は私自身の目でこの人を見たいとも思えた
『分かった。‥あとは何かあるか?』
「‥‥いえ‥‥もうないです。お忙しい中私なんかの事でお時間を割いていただきありがとうございました。」
椅子を引いて立ち上がると、柊さんも同じように立ち上がり社長に丁寧にお辞儀をした
すると、頭を上げる直前に触れられた手がそこを優しく撫でる仕草に目頭が熱く胸が締め付けられるものの、スッと離れた手に顔を上げると、柊さんは綺麗な顔で優しい笑顔を見せてから部屋を出て行ってしまった
すると、向かい側に立っていた柊さんが立ち上がると、こちら側に歩き私の隣の椅子に腰掛けてきた
『何か言いたいなら今聞く』
ドクン
何か言いたいならって‥‥まだ一言も秘書をやるなんて言ってないのに2人で話を完結させてしまった事を言ってもいいのだろうか?
柊さんが私の方に体を向けると、デスクの上で軽く指が触れてしまいパッと手を引いた
あまりに近い距離感に自分の心音が聞こえてしまうのではないかと思うほど、安倍さんがいなくなった個室はとても静かに感じてしまう
「‥‥使い物にならなければすぐに他部署に移動させて下さる約束をしていただけますか?」
さっきの柊さんの言葉に、自分がここは何をしに来たのか再確認出来た
だからこそ、責任を取ると言った柊さんを信じたいと思えたし、今度は私自身の目でこの人を見たいとも思えた
『分かった。‥あとは何かあるか?』
「‥‥いえ‥‥もうないです。お忙しい中私なんかの事でお時間を割いていただきありがとうございました。」
椅子を引いて立ち上がると、柊さんも同じように立ち上がり社長に丁寧にお辞儀をした
すると、頭を上げる直前に触れられた手がそこを優しく撫でる仕草に目頭が熱く胸が締め付けられるものの、スッと離れた手に顔を上げると、柊さんは綺麗な顔で優しい笑顔を見せてから部屋を出て行ってしまった



