ワガママ島娘とクールなお医者さんの恋

それから呼ばれて3人で診察室に入るとナツトさんだ

「ハヤト、カイ、コトミの順にしようね」

最後なのは嬉しいけどやりたくはない

2人は平気そうな顔をしてすぐに終わった

「2人は待合室で待っていて」

ハヤト「お父さんは、これが終わったら今日は仕事ないの?」

「ないよ、どうした?」

「わからない問題があるから教えて欲しい」

「わかった」

2人は診察室から出ていき、私は丸椅子にすわる

「久しぶりだね」

「どうしてもしないとダメ?」

「がんばろね、先に聴診させて」

「えっ」

「これからコトミを担当するからね」

ナツトさんは滅多にクリニックには来ないのに…どうして?

「どうして?」


「カナトが医院長は孫に甘すぎるって言って変わることにしたからよろしくね。これから来る頻度も増えるから」

ナツトさんって優しいよね…もしかしてお父さん寄り…?

「サボったら怒るの?」

「怒るよ〜」

じいちゃんの時はサボってもあまり怒られなかった

服を少し捲ると聴診器を入れられる

「吸って吐いて…いいよ」

服を元に戻す

「次は、来週の土曜日だから忘れないように」

「はーい」

「よし、袖捲って」

「待って…痛い?」

「一瞬ね、早く早く」

「来週の土曜日にするのはだめ?」

「今日終わらせよう」

「もうちょっとだけ待って」

何もせずにいると袖をまくられる

看護師さんも加わり腕を抑えられてしまう

「チクッとするからね」

「待って」

「待たない」

針がささり、液体が入ってくる

「痛い!」

「終わった」

「痛かった!……っ」
涙が出てくる

「頑張ったね」

「もうしないっ…」

「また来年」

「…っ」

父「やっぱり泣いたか」

お父さんが部屋に入ってきた

「痛かった…つ」

「ケーキでも買いに行くか?」

「いく!」

ナツト「子供に厳しいのかあまいのかわからないね」

「チョコケーキといちごケーキとモンブランとタルトと」

「そんなに食べられないだろ」

「食べられる、やっぱり近くの喫茶店のパフェにしよ」

「はいはい」