次の日の朝
ピピピピ
体温計の音で起こされる
「おはよう」
カナトさんが私服でベッドの横に立っている
「おはようございます…」
しばらくは、客間のベッドで寝った
「まだ高いな、何食べたい?」
「いらない」
「ゼリーだけでも食べないと薬飲めないだろ」
「薬飲みたくない」
「ダメだ」
カナトさんは部屋から出るとゼリーと薬を持って入ってくる
「一口だけでも」
仕方なく一口食べる
美味しい
みたことのないゼリーで多分高い。
「もう一口食べるか?」
顔をよこにふる
「薬は粉薬の方がいいのか?」
「えっ?」
「ナツトが粉薬がいい?って聞いた時に頷いていただろ?」
「…」
覚えていない
正直ちゃんと聞いていなかったから適当に返事をしてしまった
「適当に返事しただろ?」
「……」
「苦いと思うけど飲んで」
「苦いの?」
「あぁ」
「もう少し後に飲む」
「はいはい、口開けて上向いて」
カナトさんが薬が入った袋を破り私に飲ませるつもりだ
「もうちょっと待って」
「すぐ仕事行かないいけないから早くしろ」
「…」
ゆっくりを上を向き、口を開けると薬を入れられる
「んっ!」
苦すぎて水を流し込むが口の中で苦味が消えない
「苦い!」
近くのゼリーを勢いよく食べ苦味をなくす
「食べられんじゃん」
「もうのまない!」
「次は、吸入だな」
「まだあるの?…」
「当たり前だろ」
準備され、渡してくる
「仕事行っていいよ」
「吸入したのを確認したらな、早く咥えて」
言われた通り咥えて、息を吸う
ゴホッゴホッ
いつも咳き込むからやりたくないのに
「俺がいなくてもちゃんとやれよ」
「……」
返事をしない私をみて笑っている
「仕事に行ってくる、遅くなるからお腹空いたら冷蔵庫のもの適当に食べて」
「うん、ありがとう…いってらっしゃい」
「いってきます」
頭を撫でられた
結局昼も夜も何も食べず水だけ飲んで過ごした
もちろん薬も…
頭痛く、目を覚まし時計を見ると23時だ
近くに置いてある体温計で熱を測ると39.1
えっ
だから体が怠いのか
ボーっとしていると廊下の電気がつきカナトさんの足音が聞こえてくる
今帰ってきたんだ
コンコン
ドアがノックされる
「はい…」
「入るぞ」
カナトさんが入ってくる
「起きてたのか」
首を触った後、体温計を脇に挟まれてしっかりホールドされる
「薬は飲んだか?」
何も言わずに目をつぶった
「飲んでいないんだな」
ピピピピ
体温計を取られる
「高いな、ざやく入れるから窓側向いて」
「いや!」
「ダメだ」
「自分で…」
「無理だろ、島にいた頃一回も自分でできなかったの覚えていないのか?」
確かに、じになった時は自分でできずに毎日通院させられた
「早く」
「待って」
体を横に向けられてしまう
「下さげて」
「待って…っ」
「まだ無いもしていないだろ、泣くな」
「嫌なのっ……」
「痛いこと嫌いなのはわかってる」
「じゃあ…」
「でも今必要だろ」
「必要じゃ無いっ…っ」
布団をめくられると、一気に下げられてしまう
「いやっ…」
手袋をはめる音が聞こえ、
「口で吸って吐いて」
薬が入ってきた
「痛い!っ……」
「力抜かないと入らないだろ」
「できないっ」
「できる、ゆっくり呼吸しろ」
「……っ」
結局できず、しばらく薬が出ないように抑えられた
ズボンと下着を戻され、布団をかけてくれる
「頑張った」
背中をさすってくる
「もうしないっ!」
「したくないよな」
そのまま疲れていつのまにか寝てしまっていた
朝になり昨日の頭痛やだるさがなくなり、リハビリに行くとカナトさんが台所で朝ごはんを作っている
「おはよう」
「おはようございます」
「昨日より調子がよさそうだな」
首をたてにふる
「何か食べるか?」
「ゼリー食べたい」
「わかった、ソファーに座っていて」
「仕事は休みなの?」
「当直だからもう少しここにいるつもり」
「すごいな…」
それから朝ごはんを食べ終わると薬を飲まされてしまう
薬のこと忘れてた…
それから数日後インフルエンザは治り、今日でここは最後だ
お世話になった分、お礼になるかわからないが掃除をする
本当はここにいたい。好きになってしまった。
でも、生きる世界が違いすぎる
身の丈を考えるないと
カナトさんが帰ってきた
「おかえりなさい」
「ただいま、どうして掃除をしている?」
「インフルエンザが治ってそろそろ迷惑になるから出て行かないといけないでしょ、お金ないからせめて掃除をして感謝の気持ちをと思って」
「出ていくのか?」
「うん…だって私いたらカナトさん彼女できないよ」
「コトハがいればいい」
「えっ」
「付き合えばここから出なくてもいいよな」
「え?…私馬鹿で学歴も高卒でお金もなくて、喘息持ちなのに病院が嫌いで迷惑しかかけていないし、多分これからもいっぱい迷惑かけるよ」
「知っている、でも迷惑だと思ったことはない。気取らずに普通に接してくれて、気づいていないだけでいいところはたくさんある」
私はそんなこと言ってもらえるとは思わず泣きながら駆け寄ってカナトさんに抱きついた
「びっくりするだろ」
「好きっ…」
「あぁ、俺も」
力いっぱい抱きしめてくれた
「私のいいところってどこ?」
「秘密」
「教えてよ〜」
ピピピピ
体温計の音で起こされる
「おはよう」
カナトさんが私服でベッドの横に立っている
「おはようございます…」
しばらくは、客間のベッドで寝った
「まだ高いな、何食べたい?」
「いらない」
「ゼリーだけでも食べないと薬飲めないだろ」
「薬飲みたくない」
「ダメだ」
カナトさんは部屋から出るとゼリーと薬を持って入ってくる
「一口だけでも」
仕方なく一口食べる
美味しい
みたことのないゼリーで多分高い。
「もう一口食べるか?」
顔をよこにふる
「薬は粉薬の方がいいのか?」
「えっ?」
「ナツトが粉薬がいい?って聞いた時に頷いていただろ?」
「…」
覚えていない
正直ちゃんと聞いていなかったから適当に返事をしてしまった
「適当に返事しただろ?」
「……」
「苦いと思うけど飲んで」
「苦いの?」
「あぁ」
「もう少し後に飲む」
「はいはい、口開けて上向いて」
カナトさんが薬が入った袋を破り私に飲ませるつもりだ
「もうちょっと待って」
「すぐ仕事行かないいけないから早くしろ」
「…」
ゆっくりを上を向き、口を開けると薬を入れられる
「んっ!」
苦すぎて水を流し込むが口の中で苦味が消えない
「苦い!」
近くのゼリーを勢いよく食べ苦味をなくす
「食べられんじゃん」
「もうのまない!」
「次は、吸入だな」
「まだあるの?…」
「当たり前だろ」
準備され、渡してくる
「仕事行っていいよ」
「吸入したのを確認したらな、早く咥えて」
言われた通り咥えて、息を吸う
ゴホッゴホッ
いつも咳き込むからやりたくないのに
「俺がいなくてもちゃんとやれよ」
「……」
返事をしない私をみて笑っている
「仕事に行ってくる、遅くなるからお腹空いたら冷蔵庫のもの適当に食べて」
「うん、ありがとう…いってらっしゃい」
「いってきます」
頭を撫でられた
結局昼も夜も何も食べず水だけ飲んで過ごした
もちろん薬も…
頭痛く、目を覚まし時計を見ると23時だ
近くに置いてある体温計で熱を測ると39.1
えっ
だから体が怠いのか
ボーっとしていると廊下の電気がつきカナトさんの足音が聞こえてくる
今帰ってきたんだ
コンコン
ドアがノックされる
「はい…」
「入るぞ」
カナトさんが入ってくる
「起きてたのか」
首を触った後、体温計を脇に挟まれてしっかりホールドされる
「薬は飲んだか?」
何も言わずに目をつぶった
「飲んでいないんだな」
ピピピピ
体温計を取られる
「高いな、ざやく入れるから窓側向いて」
「いや!」
「ダメだ」
「自分で…」
「無理だろ、島にいた頃一回も自分でできなかったの覚えていないのか?」
確かに、じになった時は自分でできずに毎日通院させられた
「早く」
「待って」
体を横に向けられてしまう
「下さげて」
「待って…っ」
「まだ無いもしていないだろ、泣くな」
「嫌なのっ……」
「痛いこと嫌いなのはわかってる」
「じゃあ…」
「でも今必要だろ」
「必要じゃ無いっ…っ」
布団をめくられると、一気に下げられてしまう
「いやっ…」
手袋をはめる音が聞こえ、
「口で吸って吐いて」
薬が入ってきた
「痛い!っ……」
「力抜かないと入らないだろ」
「できないっ」
「できる、ゆっくり呼吸しろ」
「……っ」
結局できず、しばらく薬が出ないように抑えられた
ズボンと下着を戻され、布団をかけてくれる
「頑張った」
背中をさすってくる
「もうしないっ!」
「したくないよな」
そのまま疲れていつのまにか寝てしまっていた
朝になり昨日の頭痛やだるさがなくなり、リハビリに行くとカナトさんが台所で朝ごはんを作っている
「おはよう」
「おはようございます」
「昨日より調子がよさそうだな」
首をたてにふる
「何か食べるか?」
「ゼリー食べたい」
「わかった、ソファーに座っていて」
「仕事は休みなの?」
「当直だからもう少しここにいるつもり」
「すごいな…」
それから朝ごはんを食べ終わると薬を飲まされてしまう
薬のこと忘れてた…
それから数日後インフルエンザは治り、今日でここは最後だ
お世話になった分、お礼になるかわからないが掃除をする
本当はここにいたい。好きになってしまった。
でも、生きる世界が違いすぎる
身の丈を考えるないと
カナトさんが帰ってきた
「おかえりなさい」
「ただいま、どうして掃除をしている?」
「インフルエンザが治ってそろそろ迷惑になるから出て行かないといけないでしょ、お金ないからせめて掃除をして感謝の気持ちをと思って」
「出ていくのか?」
「うん…だって私いたらカナトさん彼女できないよ」
「コトハがいればいい」
「えっ」
「付き合えばここから出なくてもいいよな」
「え?…私馬鹿で学歴も高卒でお金もなくて、喘息持ちなのに病院が嫌いで迷惑しかかけていないし、多分これからもいっぱい迷惑かけるよ」
「知っている、でも迷惑だと思ったことはない。気取らずに普通に接してくれて、気づいていないだけでいいところはたくさんある」
私はそんなこと言ってもらえるとは思わず泣きながら駆け寄ってカナトさんに抱きついた
「びっくりするだろ」
「好きっ…」
「あぁ、俺も」
力いっぱい抱きしめてくれた
「私のいいところってどこ?」
「秘密」
「教えてよ〜」
