君の隣で、私になれた



「俺もちょっと分からない」

紅羽に同意する琉生。

「お前は分かれよ」

突っ込む新。


「俺は彼女ほしいし」

「最低」

そして紅羽も突っ込む。

「なんでだよ」

また笑いが起きる。



その時。

新は少しだけ海を見る。




ー…


友達がいて。

仲間がいて。

毎日それなりに楽しい。


それで十分だと新は思う。


少なくとも今は。