いじわるで、 俺様で、 ちょっとSで、 いつも余裕。 これが麗二くんの正体だ。 私に正体をばらしてからというもの、麗二くんは開き直った。 もちろん私以外の人の前では相変わらずの天使だ。 しかしいざ人がいなくなると、俺様全開で私をからかって遊ぶ。 私は麗二くんおもちゃ、といったところである。 「うう…麗二くんの悪魔!」 私の精一杯の反撃も 「だけど俺のこと好きなんだろ?」 一撃でつぶされてしまう。 本当に、悪魔だ。