「色が見えない? 幼いから?」
意外な一言に驚く。
「ええ、幼いというせいもありますわ。幼い人間は色が変化しやすいものですから。ですが、二度目に城でお見かけした際のイチゴ様は・・・」
と言ってバニラは口を閉じた。
たいてい、言葉を濁すときは恐ろしいことしか待っていないのだ。
ごくごくとホットミルクを飲み終える。
「えーと。つまり、イチゴは?」
「見えない人間は、とにかく危険ということです」
きっぱりとバニラが言い切った。
「…そっか」
はぁ…と思わずため息が出てしまった。
お行儀が悪いけど、足をぴーんと真っ直ぐ伸ばす。
「イチゴがこれ以上、太陽様の足を引っ張らなきゃいいんだけど」
「それに関しては大丈夫ですわ」
また、きっぱりとバニラが言い切った。
「お得意の妖精の勘ってやつ?」
思わず笑ってしまったが。
バニラは下を向いた。
「だって、イチゴ様はもう・・・」
テーブルに置いてあった蝋燭の火が一瞬消えた。
かと思ったら、また火がついた。
オカルト的な展開に、ぞくっと背筋が凍った。
妖精の勘だったら、笑って済んだ話だけど。
バニラの話す様子じゃ、決定しているということだ。
知りたいけど、絶対に知ったら後悔するパターンな気がする。
「うふふ。好奇心旺盛なマヒル様のために一つ情報を提供しましょう」
「…バニラって人の心読めるよね?」
意外な一言に驚く。
「ええ、幼いというせいもありますわ。幼い人間は色が変化しやすいものですから。ですが、二度目に城でお見かけした際のイチゴ様は・・・」
と言ってバニラは口を閉じた。
たいてい、言葉を濁すときは恐ろしいことしか待っていないのだ。
ごくごくとホットミルクを飲み終える。
「えーと。つまり、イチゴは?」
「見えない人間は、とにかく危険ということです」
きっぱりとバニラが言い切った。
「…そっか」
はぁ…と思わずため息が出てしまった。
お行儀が悪いけど、足をぴーんと真っ直ぐ伸ばす。
「イチゴがこれ以上、太陽様の足を引っ張らなきゃいいんだけど」
「それに関しては大丈夫ですわ」
また、きっぱりとバニラが言い切った。
「お得意の妖精の勘ってやつ?」
思わず笑ってしまったが。
バニラは下を向いた。
「だって、イチゴ様はもう・・・」
テーブルに置いてあった蝋燭の火が一瞬消えた。
かと思ったら、また火がついた。
オカルト的な展開に、ぞくっと背筋が凍った。
妖精の勘だったら、笑って済んだ話だけど。
バニラの話す様子じゃ、決定しているということだ。
知りたいけど、絶対に知ったら後悔するパターンな気がする。
「うふふ。好奇心旺盛なマヒル様のために一つ情報を提供しましょう」
「…バニラって人の心読めるよね?」


