二学期最初の登校日、私はあのピンク色の感情についてお昼休みに陽菜に相談していた。
翼くんのかっこいいところを見ると、心臓がドッキュンドッキュンと高鳴って、心の中にピンクのモヤがかかって、何も考えられなくなる。
蓮くん、碧くん、や紫苑兄様、玲央兄様のことも、何度もカッコ良いと思ったことはあるけれども、あのピンク色の感情は現れてこなかった。
お兄様たちにはこの話は秘密にしていたし、昨日の今日で優斗ともまだちゃんと話せていないから、私は陽菜には包み隠さず伝えられることが嬉しくなって、つい、私が翼くんの水着姿をみて鼻血を出したことまで言ってしまった。あれは恥ずかしいから秘密にしておこうと思ってたのに……。
「あははっははっ」
なんて素っ頓狂な声を出して笑い転げているから、カフェテリア中の視線が集まってしまった。
「ちょっと陽菜、そろそろ笑いおさめてちょうだい。もっと恥ずかしくなっちゃうんだから!」
「あはっふふっふふふっ……わかったわよ。でも、世間知らずすぎる六花も悪いんだから、これは50:50よ。」
「世間知らず……?とりあえず、あのモヤモヤはなんなのか一緒に考えてほしいの。これからも翼くんとは会う予定だから、その度に鼻血を出すわけにもいかないじゃない。」
「…そうね。えっとね、ツッコミたいところはいろいろとあるんだけれど、まず、水着姿をみて鼻血を出すのは、大抵主人公の男の子なの。ヒロインの女の子じゃないの!」
「主人公…?ヒロイン…?」
「…六花、少女漫画とか、ラブコメ小説とか読んだことないの?」
翼くんのかっこいいところを見ると、心臓がドッキュンドッキュンと高鳴って、心の中にピンクのモヤがかかって、何も考えられなくなる。
蓮くん、碧くん、や紫苑兄様、玲央兄様のことも、何度もカッコ良いと思ったことはあるけれども、あのピンク色の感情は現れてこなかった。
お兄様たちにはこの話は秘密にしていたし、昨日の今日で優斗ともまだちゃんと話せていないから、私は陽菜には包み隠さず伝えられることが嬉しくなって、つい、私が翼くんの水着姿をみて鼻血を出したことまで言ってしまった。あれは恥ずかしいから秘密にしておこうと思ってたのに……。
「あははっははっ」
なんて素っ頓狂な声を出して笑い転げているから、カフェテリア中の視線が集まってしまった。
「ちょっと陽菜、そろそろ笑いおさめてちょうだい。もっと恥ずかしくなっちゃうんだから!」
「あはっふふっふふふっ……わかったわよ。でも、世間知らずすぎる六花も悪いんだから、これは50:50よ。」
「世間知らず……?とりあえず、あのモヤモヤはなんなのか一緒に考えてほしいの。これからも翼くんとは会う予定だから、その度に鼻血を出すわけにもいかないじゃない。」
「…そうね。えっとね、ツッコミたいところはいろいろとあるんだけれど、まず、水着姿をみて鼻血を出すのは、大抵主人公の男の子なの。ヒロインの女の子じゃないの!」
「主人公…?ヒロイン…?」
「…六花、少女漫画とか、ラブコメ小説とか読んだことないの?」

