3部恋愛小説『美しいあなたへ』①⋆~君との出会い~⋆


後ろから声が聞こえた。
多分小桜の声だろう。

「ふふっ。やったぁ!ハッピー。」

独り言…?
こっちまで聞こえてるが。
後ろか…?
もういない。
帰ったか。
俺は生徒会の仕事が残ってるから…。

「ちょっとぉ⁉なんで勝手に約束してるんだ‼」

…………。
誰だ?

「僕と愛ちゃんのチケットだったのにぃ‼」

僕と愛ちゃんって……。
小桜か…。

「誰お前。」

「あー申し遅れました。今日会いましたね先輩。どうも、大企業Riftoの一人息子の如月光だよっ‼」

大企業Riftoって……。
俺たちが唯一嫌っている企業。
いつも上を取ってきて、うざいメールばっかり。
やばい企業だ。
一人息子がいるって言っていたが…こいつか。

「先輩、バイルの息子さんですよね…?」

何で知ってる…。
そうだ。
俺は企業バイルの息子。
Riftoの次に有名な企業だ。

「何故それを。何の用だ。」

「それは別で!なんで愛ちゃんとの約束をしたんだぁ‼」

いきなり話変わった。

約束って、遊園地のことか。

「残念。もう約束済み。何を言っても変わらない。じゃ。」

「ちょっと待ってよ‼てか先輩生徒会長なんでしょ⁉なんでバイルがやってるの⁉」

しらないけど…。
ただ俺が頭良くて天才だったから選ばれただけ。
お前は絶対なれない……。
Riftoにここでも負けたら全敗。
俺も俺なりに頑張らないと。

「返事くらいしてよ‼まあいいや。次合ったときはまたよろしくね~。」

思ったけど、こいつすごいタメ口。
先輩に対してどんな態度なんだホントに…。


来週の土曜日、楽しみにしよう。
絶叫系は乗れないから、乗るならコーヒーカップくらい…か。


【続きあり‼次回お楽しみに】