余所者-よそもの-【 2 】



「俺の……ジャンプ……」

「さて、開店準備です」


仕切り直すようにパンッ!パンッ!と拍子を打ったサンコン。


なんとも騒がしい二人に、私はクスリと笑った。


「どうしたの?」

するとちょうどそこにユキがやってきた。


「バンくんが……」

サンコンの口から一部始終が伝わると、バンは更に厳しい説教を食らうことに。


「……申し訳ございませんでした。もう二度と遅刻しません」

「今日の買い出しはお前が行きなよ、バン」

「……え。なんでですか」


「どうせかぁこにジャンプを買い直させる気だろ。許さない」

「喜んで行かせていただきます」


ユキには従順なバン。

フロアに正座をさせられたままピシッと敬礼。