沈黙が支配する寝室。
私はぼうっと、白い天井を見上げていた。
視界の隅には、椅子に座ったユキ。
どうも、私のことをじっと見ている気がする。
……そんな気がする。
怖くて確かめられないけど。
潤はどこに行ったんだろう。
……約束、したのに。
それに、ユキは一体何を考えてるんだろう。
嫌じゃないのかな。
いや、嫌じゃないわけない。
さすがに体調不良の人間を帰すほど、残酷ではないってことかもしれない。
……それにしても。
気になる。
視線が気になって気になって、仕方がない。
「寝ないの?」
「……眠れないです」
「じゃあ、触っていい?」
「はい……?」
触るって、何を?


