余所者-よそもの-【 2 】



沈黙が支配する寝室。

私はぼうっと、白い天井を見上げていた。


視界の隅には、椅子に座ったユキ。

どうも、私のことをじっと見ている気がする。
……そんな気がする。

怖くて確かめられないけど。


潤はどこに行ったんだろう。

……約束、したのに。


それに、ユキは一体何を考えてるんだろう。

嫌じゃないのかな。
いや、嫌じゃないわけない。

さすがに体調不良の人間を帰すほど、残酷ではないってことかもしれない。


……それにしても。
気になる。

視線が気になって気になって、仕方がない。


「寝ないの?」

「……眠れないです」


「じゃあ、触っていい?」


「はい……?」

触るって、何を?