余所者-よそもの-【 2 】



そんな中で訪れた、三学期の学年末テスト。

俺が追試ギリギリなのはいつもと変わらず。
ユキが首位なのも変わらず。


だけど、コタコの名前は……。

もう、二十位以内にすら入っていなかった。


いい加減、教室に乗り込んでやろう。

お前何やってんだよって、言ってやる。

俺たちとの時間を削ってまであんなに必死で勉強しておきながら、どうして点数取れてねぇんだよって、つっかかってやろう。

そう思ったのに。


コタコは、テストの開示を見に来ることもなく。

そのまま──姿を消した。