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「お疲れ、潤ちゃん」
「来てたのか」
ここは、立ち入り禁止の旧校舎の屋上。
瑞生の隠れ家。
人知れず教室から消えていた瑞生は、ここで日がな一日を過ごしていたそうだ。
いつの間にか、俺にとっても都合の良い第二の隠れ家になりつつある。
……そう。
なんでこう、可愛い女の子の誘いを断ってまで、コイツと……。
いや。
コイツらと。
「ユキくんはね、今日はちゃんと一限目の授業は受けたんだよ!」
きっと母親が作ったんだろう。
茶色いおかずだらけの弁当を俺たちの前に広げる……もっさりメガネ。
その真横でノートパソコンを開き、パチパチとタイピングをする瑞生。
マジで、なんで?
どうして俺はここにいるんだろう。


