「海斗くんと結婚するとばっかり思ってたけど、就職してから家に来なくなって、海斗くんもいないことが多いし別れたのかな? って直感で思ってた。だけど海斗くんに気持ちを言えるわけもなく、ずっと成長していった」
あの時の可愛らしい小学生が、王子さまだなんて……わたしは記憶を掘り起こす。
挨拶しても無視されたけど、そういえば一緒に3人で出かけたこともあったなあ――なんか懐かしい。
「そうだったんだね」
「ごめんね蒼波さん……でも海斗くんに渡したくなかったから、思い出して欲しくなくて。蒼波さんに会えなくなってからも、気持ち悪いかもしれないけど、ぼくはずっと蒼波さんを探してた。そんな時に偶然蒼波さんがカフェに来てくれて。絶対に話しかけようって決めてた」
「でもなんで、もっと若くて綺麗な子いっぱいいるじゃん。それに大学のあの女の子……」
話すだけで胸がぎゅって痛くなる。
グイッとわたしは王子さまに引き寄せられた。気づくと、わたしは王子さまの胸の中にいた。
あの時の可愛らしい小学生が、王子さまだなんて……わたしは記憶を掘り起こす。
挨拶しても無視されたけど、そういえば一緒に3人で出かけたこともあったなあ――なんか懐かしい。
「そうだったんだね」
「ごめんね蒼波さん……でも海斗くんに渡したくなかったから、思い出して欲しくなくて。蒼波さんに会えなくなってからも、気持ち悪いかもしれないけど、ぼくはずっと蒼波さんを探してた。そんな時に偶然蒼波さんがカフェに来てくれて。絶対に話しかけようって決めてた」
「でもなんで、もっと若くて綺麗な子いっぱいいるじゃん。それに大学のあの女の子……」
話すだけで胸がぎゅって痛くなる。
グイッとわたしは王子さまに引き寄せられた。気づくと、わたしは王子さまの胸の中にいた。

