年下の王子さまから即プロポーズされて?!

 少し早かったけど、待ち合わせ場所に向かうと、そこにはすでに王子さまの姿があった。

「なーんだそういうことか……」

 海斗が空を見上げながら呟いた。

 どうしようって思いながらも、王子さまには素直に伝えたいなっていう思いがあった。元彼に会っていたことを。

 王子さま、あれ? なんか女子に話しかけられてない?

 若い女の子と話す王子さま。

 あと、少しで声をかけられるって距離になった。

「え」

 海斗が呟く。

「唯斗……?」