「俺と結婚して欲しい。ほんとにほんとに蒼波以外考えられない。もうあと1カ所で、海外出張は終わり。俺はずっと日本にいるから。安心してほしい。それに蒼波を幸せにできるだけのお金はあるつもり。はは、自分で言うのもあれだけど。全然使ってないから」
箱の中からは指輪が出てくる。
――え……何これ?
「とにかく、蒼波が大好きだから。忘れたこと1度もない。許せないと思うけど、俺も本当に辛かった。返事は今度でいいから」
手紙と箱を渡される。
「俺はもう1度会えたこと、運命だと思ってる。あんまりそんなの信じないけど。あとごめん実は駅で見たのは2回目。1回目はさすがに信じられないし、怖くて声かけられなかった。だからもし2回目があったら、絶対に声かけようって決めてた」
わたしは言葉が出ない。
あんなに待ちわびていたはずなのに。
あんなに欲しかった言葉たちなのに――。
箱の中からは指輪が出てくる。
――え……何これ?
「とにかく、蒼波が大好きだから。忘れたこと1度もない。許せないと思うけど、俺も本当に辛かった。返事は今度でいいから」
手紙と箱を渡される。
「俺はもう1度会えたこと、運命だと思ってる。あんまりそんなの信じないけど。あとごめん実は駅で見たのは2回目。1回目はさすがに信じられないし、怖くて声かけられなかった。だからもし2回目があったら、絶対に声かけようって決めてた」
わたしは言葉が出ない。
あんなに待ちわびていたはずなのに。
あんなに欲しかった言葉たちなのに――。

