私はバカだ……


潤がせっかく家まで来てくれたのに
無視して
家まで飛び出して


潤に愛想つかされても
仕方がない…



中3にもなれば彼女の1人や2人…



「私 可愛くない… 」






「本…当…だよ…!!」

私の視線の先には
潤が息を切らしていた



「本当にお前 可愛くない
つーか走るの速すぎ」




一気に涙が溢れてきた
次から次へと涙が流れてくる





「何で泣くんだよ!!
俺が泣かせてるみたいじゃん」




「そうだよ!!
潤が泣かせてるんじゃん!!」





「俺!!!!????」




潤が驚いた顔をする