晴れときどき……


「まあ、説明する手間が省けたな。転入生の平坂ありあだ」

「よ、よろしくお願いします」

いまさらだけど、わたしはぺこりと頭を下げた。

「こうなると、隠してるとかえって不自然だな。俺から話していいか?」

わたしと未散くんの関係についてだよね?

確かに、今更隠してもしょうがない。

「お願いします」

「ん。まあ、見ての通りだが、平坂ありあは、平坂みちると顔見知りだ。で、名字も同じ。ざっと言えば、両親の関係で姉弟になった。そうだな?」

「はぁ」

ざっと言い過ぎたけど、その通りです。

「そゆこと」

未散は、不機嫌そうにそっぽを向いている。

はぁ……

これからの学園生活はどうなるかわからないけれど……

自己紹介は、思いっきり失敗した気がするよ。