「が、頑張って!き、きっと練習すれば大丈夫だって!」


「…そうだな…」


目!目!が遠い所を見てるよ!!



いつのまにか体育座りまでしてしまっていて、妙に哀愁漂っていた…。




だ、だいじょうぶかな…。





とりあえず、神崎くんと魔女の衣装をどんな風にしたいか相談しなきゃいけないのだが…。



…あの様子では、まともな意見が聞けそうにない。


とりあえず、あたしがさらさらと簡単に絵を描いて、神崎くんにこれでいいか聞いてみると…。


「…あぁ。赤い服がイカすな…」


赤なんて微塵も入ってませんから!!





しっかりして!神崎くん!!


…うん、とりあえずこっちの世界に帰ってこようか。