もちろんそんなこと、言えないから。 うん、とだけ頷いた。 「…てか、そういえばさ!」 さっきの空気とは違う、少し声を張り上げたあたしを不思議に思ったのか。 首を傾げて、眉間の皺を寄せていた。 「蓮見くんの髪って、染めてるの?」 予想外だったんだろう。 きょとん、とした顔初めてみた…。なんか、可愛いかも!