口説いてんの?


凪斗は4歳も年下で、言われるまで

そんな事思ってもなかったし・・・

でも、彼に告白されたら断らない?

薫子は、彼の顔が見れなくなり

猫を膝に抱えて黙り込んだ。

沈黙が怖いけど、思考が働かず

猫の頭を撫でているだけだった。

凪斗の携帯が鳴ったのは

それから暫くしてからだった。

「俊也さんです」

そう言って、彼は通話ボタンを押した。

「はい。

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 まだ薫さんと飲んでます。

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 楽しそうですね?

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 言ってませんよ。

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 もう、帰ります。おやすみなさい」

彼は電話を切った。