流石にこの面子、この人数が集まると賑やかだ。
まだ頭数が揃って一時間もしないうちに、宴もたけなわ、という奴である。
あっという間に酒も料理も底をつき。
「修内太!」
やや酔っ払い気味のメグが命令を下す。
「えぇっ!?また俺が買いに行くのかよ!?」
「当然!私は二回も行ったのよ!?」
メグの目が据わってきている。
逆らうのは非常に危険だ。
「でしたら」
蘭花が立ち上がった。
「私が行ってまいります。押しかけてきてご馳走になってばかりでは申し訳ないですから」
「ほぅ、気が利くな蘭花は」
番茶をずずず、と啜りながら時貞が呟く。
その呟きを、菊花は聞き逃さなかった。
きゅぴーん!と両の眼を光らせ。
「私も行く、蘭花お姉ちゃん」
対抗意識メラメラで立ち上がる。
「菊花もか。ならば」
時貞は、いまだジルコーの膝枕で困っている桜花の隣に行く。
「俺は桜花の相手でもしているか」
「「!!!!!!!!」」
その発言で、蘭花と菊花は思うのだった。
しまった、と。
まだ頭数が揃って一時間もしないうちに、宴もたけなわ、という奴である。
あっという間に酒も料理も底をつき。
「修内太!」
やや酔っ払い気味のメグが命令を下す。
「えぇっ!?また俺が買いに行くのかよ!?」
「当然!私は二回も行ったのよ!?」
メグの目が据わってきている。
逆らうのは非常に危険だ。
「でしたら」
蘭花が立ち上がった。
「私が行ってまいります。押しかけてきてご馳走になってばかりでは申し訳ないですから」
「ほぅ、気が利くな蘭花は」
番茶をずずず、と啜りながら時貞が呟く。
その呟きを、菊花は聞き逃さなかった。
きゅぴーん!と両の眼を光らせ。
「私も行く、蘭花お姉ちゃん」
対抗意識メラメラで立ち上がる。
「菊花もか。ならば」
時貞は、いまだジルコーの膝枕で困っている桜花の隣に行く。
「俺は桜花の相手でもしているか」
「「!!!!!!!!」」
その発言で、蘭花と菊花は思うのだった。
しまった、と。


