紺桔梗の転調





「ボーリング、りほは得意なの?」

「全然、スコアは教えない。曜汰は? ボーリング好き?」

「ボーリング、何年も行ってないな。俺はりほより下手だよ」

「見てもないくせにー、行く? ボーリング」







「今度良いね、高井君は得意なんかな」

 私何にも言ってない。曜汰は高ちゃんと三人だって決めてる。一旦持ち帰って──いや。

「高ちゃん、忙しいんじゃない? ほら、履歴書作ったり、面接だって」



挿絵・にじジャーニーで作成