夢は正夢になるまで

帰り道、コンビニに寄って少しだけお高いモンブランを買う。


「ありがとうございましたー」


「どうも…」


少し冷たい風が、私の鼻にツンッと触れる。


あ、スプーン貰うの忘れた。


まぁいいや。


家に着くと、お母さんもお父さんも寝ていた。


「ただいま…」


小さな声で言った声は、テレビの音で消えていく。