「閉めますよー!」
バタン、と閉められたバックドア。
救急隊の人の手によって様々な装置を付けられるましろちゃんをあたしはただ見つめる事しかできなかった。
「凄い怪我だ。出血も酷いしこれじゃ・・・」
「っ」
「おい、子供の前だぞ」
「す、すみません!」
慌てて口を噤んだ救急隊の人だけど、言葉はしっかりと耳に届いてしまって後悔から唇を噛み締める。
言いたい事はわかる。だって顔色は時間が経つにつれて白くなっているし呼吸だってあまりにも小さい。
より人形に近い、人間離れしていく姿に不安が押し寄せる。
目を背けたくなる現実が今、目の前にあるんだ。
「安心しろ。こいつは俺が絶対に助けるから」
「海斗さん・・・」
「当たり前でしょ。ご主人様が死ぬなんて、そんなの嫌だから」
・・・皐月くん。
そうだよ、あたしだって嫌だ。
お願いします神様。
どうかましろちゃんを助けてっ。
生きて、ましろちゃんッ。
更に冷たくなった彼女の手を握って、祈るようにあたしは願い続けた。
病院に着くのと同時に手術室へと運ばれたましろちゃん。
すぐに着いた奏くんと文くんと一緒に手術室前の椅子に腰掛けて、赤いランプが消えるのをひたすら待った。
朔夜くん達と合流出来たのは確か一時間後・・・、だった気がする。
それ以降の時間は正直よく分かってない。
気付けばとっくに日付は変わっていて手術室から出てきた海斗さんに呆れられたのは記憶にある。
バタン、と閉められたバックドア。
救急隊の人の手によって様々な装置を付けられるましろちゃんをあたしはただ見つめる事しかできなかった。
「凄い怪我だ。出血も酷いしこれじゃ・・・」
「っ」
「おい、子供の前だぞ」
「す、すみません!」
慌てて口を噤んだ救急隊の人だけど、言葉はしっかりと耳に届いてしまって後悔から唇を噛み締める。
言いたい事はわかる。だって顔色は時間が経つにつれて白くなっているし呼吸だってあまりにも小さい。
より人形に近い、人間離れしていく姿に不安が押し寄せる。
目を背けたくなる現実が今、目の前にあるんだ。
「安心しろ。こいつは俺が絶対に助けるから」
「海斗さん・・・」
「当たり前でしょ。ご主人様が死ぬなんて、そんなの嫌だから」
・・・皐月くん。
そうだよ、あたしだって嫌だ。
お願いします神様。
どうかましろちゃんを助けてっ。
生きて、ましろちゃんッ。
更に冷たくなった彼女の手を握って、祈るようにあたしは願い続けた。
病院に着くのと同時に手術室へと運ばれたましろちゃん。
すぐに着いた奏くんと文くんと一緒に手術室前の椅子に腰掛けて、赤いランプが消えるのをひたすら待った。
朔夜くん達と合流出来たのは確か一時間後・・・、だった気がする。
それ以降の時間は正直よく分かってない。
気付けばとっくに日付は変わっていて手術室から出てきた海斗さんに呆れられたのは記憶にある。



