私は‪‪✕‬‪✕‬を知らないⅢ【毎週水曜更新中】

喧嘩なんてしないし詳しいことはよく分かんないけど、見たこともないレベルでぼろぼろじゃん。


そんな姿を見せたくないのか知らないけど明らかに距離を置いてるよね。


「皐月といい情報収集の術をこうも簡単に教えるんじゃなかったわ」


「おかげで使える駒になったでしょ?というか答えになってないし。この前から明らかに復讐対象との接触も増えたしさ、このままもう戻る気ないの?」


このまま行けば、来年の夏までには復讐は全て終わるから旭ヶ丘に行ったんじゃなかったのかよ。


現時点で加害者だった神代の連中はほとんど通学できるような状態ではなくて、学校側は卒業生を輩出できないんじゃないかって頭を悩ませてるのに。


それが狙いだったろうからいいんだろうが、猶更急いで復讐を進める理由なんてないのに。


生ぬるいと言ってじわじわと追い詰めるやり方を教えたのだってお前だろ。


ほんとうに、らしくない。


今のお前は全てを諦めて死に急いでるようにしか見えないよ。


「皆は関係ないわ。今回だってタイミングがいいから動いてるだけ」


「・・・あっそ」


「何?都合でも悪い?」


「べつにー。ただまぁ、ここ数日夜はこうして動いてたし茜に割く時間がねぇ」


「・・・そうね、なら明日から週末は休んでいいわ」