学級委員になりました

学級委員に任命します

鈴木くんと近藤さんです。

「俺と近藤さんの2人でよろしくお願いします」
「鈴木くんと2人ならやっていけます」

「頑張ってね」

俺たちには秘策がある
練習用のCDだ。近藤とならやってける

「合唱コンクールだってー」

一気にざわつく

「静かにー、では、お手なみ拝見」
「〜♪…!!?」

「やばい、みんな音痴かも…」
「それ言っちゃう??」


「鈴木どうしよう!!クラスの初仕事がこんな…」
「近藤、大丈夫だ…最初なんてこんなもん…」



「ひゃーぁぁぁーーー」
「いってもしょうがない」




1週間後
「1週間たったよ??…変わんないよ??」
「ど、どうすればいい…」
「治らなかったね…」


「せんせーー。」

「あちゃーー」


「えーー、先生お手上げっすか」
「結構、音程ひどい」

「誰か音程取れてる人探そう」


「いた」


「うん、完璧」



「頼んだ、、みんなに教えてくれ…」



「え…」


「少しだけましになったけど…」
「本番まであと1ヶ月だよ??」


女子でもまだ声が足りない。
男子は外しまくってる

「こんなんじゃダメだぁぁぁぁ」
「鈴木あきらめんな!!」


「だってよぉぉぉ…」
「歌詞覚えよう、まず」



現在2週間
「鈴木そこにおいといて」
「合唱ってなんで揃わなきゃいけないのかな」
「みんなで歌う方がいいじゃん?」

「うーむ」

「揃ったらいいなー」

「俺と近藤でさ、みんなをサポートしようよ」
「いいね、賛成」

ハイタッチをした


家でも練習してきいているからか
教えるようになった

「ここで高くなるんだよ」
「おおーすごい」

「鈴木やるじゃん」



「近藤さーん、教えて欲しいんだけどここ」
「あー、そこ難しいよね」
「そうなの」
「〜♪だよ」
「ありがとう!」


初めて音程が揃ってきた
全員が認識する

「ようやくまとまってきたわ」
「そうだな」

あと2週間しかない
焦りが伝わってくる
緊張感のなか

「提案なんだけど区切って練習してみない?」
「いいかも」



「ピアノお願い」
「〜♪」


「そこ、そこの音程わかる?」
「そーらーです」


「だった…。だから違ったのか」

「〜♪」


「できた」
「教えて!!」


「よし!!コレでいい!」
「CDでそこの部分流してー」
「おけ」

「あーー」
「みんな、ここ…音程下がってるよ」
「え、上がるの??!」
「うん」


何回も歌ったこの曲も明日でお別れ。
ようやくまとまって聞こえる
完璧では…ないけれど、コレで本番いこう!!



前日

「姉ちゃん練習してるの?」
「明日本番だからさー」

「ふーん、上手いじゃん。」
「ありがと」


「これでよし!
明日本番がんばるぞー!!」





当日
「この日がきたかー」
「できるかな?」
「いつも通りでいいよ」





「クラス対抗の合唱コンクール始まります」
「ではC組さんお願します」

緊張高まる中
歌い切った…


そして結果発表
沈黙を打ち破った司会者

「金賞C組さんでした!!」

「やったーー!金賞だーー!!!」
「やったね、鈴木のおかげだよ」
「近藤だよ」

「いえーい」







ハイタッチして幕を閉じた。
俺たちのクラスは無事金賞を取れた
最初どうなるかと思ったけど
よかった…!

みんなのおかげだよ。


俺と近藤とだったから乗り換えられた
2人は学級委員としてやり遂げた。


「今日放課後時間ある?」
「あるよ」
「じゃあ、よろしく」

放課後

「でさー、よかったね金賞」
「本当に」
「俺、いいたいことあるんだけどいい?」
「ん?」

「近藤と付き合ってみたい」

「え、、、、そんなふうに見たことなかった」

「これからでいいから」

「うん」



「可愛いって思ってたからさ」
「照れるんだけど!」

「じゃあ、部活行ってくる」
「私もいく!」


それからというもの
2人でいることが多くなった

「クラスまとまってよかったね」
「賞状みてると思い出すよ」
「だね」


見ていたクラスメイトが噂していた

「あの2人急になんか距離縮まったよね」
「付き合ってるのかな?」
「お似合いだね」
「うん」


そんなこともしらずに2人の会話

「近藤ってさ、どの辺に住んでる?」
「知らないか…家から近いよ」


「だったら、今度食べ歩き行かない?」
「いいね」


当日ー

「コレ美味しそう、あーこっちも」
「穴場だね」

「コレもいいなぁー」

「どれがいいのよ…。」


「決めた! 団子!」
「意外なんだけど」


「おいしーー」
「頬張っちゃって…落とすよ??」
「んんんーぐっくー」
「あーあー、言わんこっちゃない」
「落としてはない」

「まあまあ」

「楽しかった」


「ありがとうね」
「ちゅ」

「まさかキスされるとは…」

「ほっぺでーす。」


「じゃあね」
「ばいばい」


事件は早々に起こった
噂が広まってしまった
ど、どうしよ?近藤きちゃったよ

「近藤と鈴木付き合ってるらしいよーー」
「そうなのー??」
「ざわざわ」



「え。 。」

「近藤…ごめん」
「やだ…」
「ちょっと待って」


「待ってってば…」


「みんなが知ってて怒った??」
「そりゃ…」



「俺が宣言しちゃった」
「え」
「付き合ってるから近藤は渡さないって」

「なんて言ってた?」

「ふーんだって」

「…」


「渡すもんか、俺の彼女だし」
「ん…!さ、流石に校内でキスは…」
「キスしちゃった…」

「ま、いっか……。」


「あ、帰ってきた」
「そ、そうだよ。付き合ってるけど?」
「おめでとう」

「え、あ…うん。」

「誕生日おめでとう!」

「知ってたんだ…。」
「うん、友達からきいた。」
「へー」
「あげーるー」

「これ、欲しいって言ってたやつじゃん」
「そうだよ」


「鈴木好き。」
「ふっ…、フフフ」


「にやけてる」

「そりゃあもう」


「ありがとうね、大事に使うよ」

「はーい。」



文化祭
「出し物は…ではお化け屋敷やります」
「ひぇ…」
「どうした、近藤」

「苦手なの」

「あらーーー、脅かす方は楽しいよ」
「そ、そうかな?」

出し物は分担して作ることになった
お化け役向いてなかった近藤と鈴木は飾りつけを…

こわっといいつつ作った蜘蛛の巣の毛糸をもって
2人で配置していく…

出し物は楽しかった。
あっという間に本番に

悲鳴をあげて出ていく人たちを見ながら
内心ビクビクしていた


鈴木に近藤はそっと上着をかけられた

「いいの?」
「寒そうだから」
「ありがとうね」

「見て回ろっか?」
「うん」

「ソフトクリームだってー」
「すぐ食べ物に行かないのー。」
「だってーー」


食べ物ばっかによっていって
唐揚げとかソフトクリームを
食べ終わったら休憩が終わった

「そろそろ戻るね」
「はーい」

お化け屋敷はというと
リアルに作りすぎたせいか
人が全然来ない

仕方ない宣伝しよう
「お化け屋敷体験しませんかー?」

「500円でーす」

「はーい」



どうしよう…セット壊れちゃった…
「鈴木ー!!直してよろしく」
「ああ。」

「10分閉じて」
「了解」



とは言ったものの人が全く来ない…
お化け屋敷はこちらと書かれた
看板を持ってるだけの仕事。

準備中

札を貼って
みんなに伝えにいく



「こ、壊れた??」
「やばい、治る??」

「なんとか鈴木が直してる」
「ふう。」


「みんなバタバタしてるね」
「そうなんよ、メイク直したり」
「全然人来なかった」
「そう、増えない…」


「できた」

「セット治った?」
「大丈夫」
「よかったぁぁ」
「再開しようーー、宣伝よろしく」
「お化け屋敷どうですかーー??」


「終わったーー。100人か…」
「少なかったね」

「コレばっかりは…しょうがない」
「リアルすぎたかな」
「そうかも…」

「お客様ほとんど最後まで行けないし」
「リタイアだったね、本当数人だけ」
「夜になっちゃった」

片付けを始めた。だんだん剥がされていく壁の作りも
蜘蛛の巣も…。

どんどん終わっていく。

お化け役の人もメイク落としてるけど

「やばいマッキー落ちない。」
「除光液は?」
「落ちたーー、びびった」
「もー。」

大量のダンボールどうするか…って話になって
先生がまとめて捨てようってなってる


写真も撮ったし。


思い出も最後だなぁと思いつつ
余韻に浸る


「星が見えるよ」
「本当だー」
「こんな夜まで作業疲れた」
「今日だけだからねー」
「星綺麗」
「だね」
「終わったから帰ろっか…」
「ちょっと寂しい?」
「うん」

文化祭が終わってしばらく経った
モールの広告をみている

「もークリスマス?」
「世間ではね」
「クリスマスは駅に行こうね」
「毎年駅前のクリスマスツリーすごいよな」
「そうなの」

「クリスマスツリー、みたいな」


クリスマス
電話越しに聞こえる鈴木の声
ちょっと焦っていた

「やばい遅刻しそう」
「えー」

「どこにいる??ツリーの前」
「どこのツリー?」
「わかんない」
「あ、いた」



「迷っちゃった」
「よかった会えて」


「「メリークリスマス」」
   


「さあーて」
「「プレゼントは靴下」」

「え、一緒じゃん……」

「お揃いではないね」
「流石に…ないでしょ」


「今度さ担任の誕生日なんだけど驚かせよ?」
「いいねー」

「手紙書こう。」
「いいよ」

ーーーーーー
先生へ

私と鈴木でいい学級委員になれましたか?
この一年楽しかったです
先生も喜んでくれると嬉しいです。

誕生日おめでとうございます。

近藤より
ーーーーーー

よし書きおわった。意外と書くことがなかった
もっと話したいこととかあったはずなのに…。


先生も楽しんでたなぁ…。

私も鈴木と一緒にこのクラスで良かった。
次の2年生楽しみだなぁ…
クラス変えはないけど…!


来年も楽しくなりますように。


手紙渡した時めっちゃ喜んでた
手紙読んだ先生が言ってたけど、
2人とも同じ内容だったらしい…