偽りの恋




鋭利な眼差しに体勢。


どれ一つ欠けやしない。


この道で生きていくに相応しいと


重んじた──。



俺は気だるげにシャツの腕捲りし、



筋肉量をみせつけた。



「お前、雇われる気あんのか」


立花は声を出さない。


「どうでもいいですけどね──


雇っちゃえばいいじゃないですか?」


と流は横流しの目で見つめた。