君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの

「てわけでさ、初デートできることになったんだけど」
「そんなの、ひたすら我慢じゃね?」 

大切にされてるんだわって思わせといて、やっと告白してくれたって感動させる

「なにそれ、我慢大会?」
ひたすらって、どれくらい?
と聞いたら、少なくとも3回目デートまでかなって遥希が言った

3回目って、週1回会ったとして3週間かそれ以上ってこと?
「うわ、無理!」

そしたら悠真さんが
「別に禁欲しろってんじゃなく、結菜ちゃんに手出さなきゃいいだけでさ」
 
ほかでバレないように
遊んでもいいって言ってるんだけど

「わー悠真さん、そんな人? てか凪それじゃ結菜ちゃん、だますことになんねーの?」

遥希が騒いでた

いや、たぶん悠真さんが言ってんのは、つきあうまでの話だろ?
だますってのとは話が違うんじゃないかなと、自分に都合のいい解釈をしていた

呼べば来る女いっぱいいたし、
そういう女しか知らない。

結菜の扱いかたを、俺は知らなかった。

そしていよいよ、結菜とのデートの約束なんだけど、
「公園いきたいな」
という、青空の下でのデートとなった

「遥希! 公園ってなにすればいい? なに持ってけば?!」

そしたら遥希

「水筒だろ」
って……

初めてのデートに、
水筒持参でいくことにしたんだけど、

「ほんとにこれ、合ってんのかな?」