君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの


夕方くらいになったとき
ちょっと寒いねってことになり、

これからどうする?
少し飲みにとか行く?

凪くんが「何が好き?」
って聞いてきたから
イタリアンかなあ~
サイゼとかでもいいなって言ったら、

「え、いいの?」
凪くんがびっくりしたように言うから
「うん、サイゼのワイン安いし」

過去、みーくんとよく通ってた思い出もある。

あー久しぶり。
いまではみーくんが連れてきてくれなくなった懐かしのサイゼ!

連れてきてくれた凪くん、神!

アルコールのおかげなのか、
凪くんも話してくれて楽しかった。


めちゃくちゃテンション
高かったなと思うものの、結局…

何がどーなったか記憶が曖昧!

なんだけど、
ちゃんと家に帰ってきてて、
ちゃんとひとりで寝てた。

朝起きたら凪くんからの
LINEに気づくってやつ。
安いからって飲み過ぎてしまったよ。
二日酔いっぽい。

凪くんからのLINEには、
「二日酔い大丈夫?」
と書いてあった。

今日はゆっくり休んで
とも書いてあった。


軽く二日酔いっていうか、頭痛くて。

お昼ごろなんとか起きれて、
そこでようやく凪くんに
LINEの返信をした。

昨日はありがとう。
楽しかったよ。


凪くんからはすぐに返信がきた。

凪くんが
「あ、そうだ鍵わかった?」
と聞いてきたから、ん?鍵って?

なんの鍵のことだろ?

「ドアポストに入れておいたんだけど」
って。

私はドキッとした。
まさかうちの鍵!?

走ってドアポストを見に行き開けると、
「あった、鍵」
え、なに?
え、凪くんうちに来てた?
え、え、えー?!

昨日、飲み過ぎて、凪くんうちまで送ってくれて、そして凪くんが鍵かけて、鍵をドアポストに入れて帰ってった。

うん、そういうことよね。

私は部屋を見回したよ。

ここにはいったってことは、この部屋を見られたということで。

めちゃ、みーくんのパンツとか干してるし!


「鍵、あったよ、ありがとう」

動揺してたけど一応、
何事もなかったよう、お礼のLINEを送った。

「うん、良かった」

凪くん、みーくんのパンツのことには触れてこないな。

あ、もしかしたら玄関までしか、はいってないのかも?

見たの?
見てないの?

………どっちなの!?