“見えない”私の永遠の相棒

―た、楽しかったー!

お店たくさん!

なんでも欲しいもの揃っちゃうじゃん!



今日一日は、東京のほんの少しを堪能した。

優璃ねぇおすすめのお店とかに行って。



―「ユキ、来れるのかな。」


夜、優璃ねぇの家に着いた私は一人つぶやく。

今は優璃ねぇがお風呂行ってるから、話すなら今のうち…なんだけど。


「ソ~ラ。」

「わっ!

ユキ、来れたんだ。よかった。」


ユキはえへへ~とどや顔で笑ってる。

なんでわかったんだろう。


「よくわかったね。」

「ソラの場所はね~、なんかわかるみたい。」

「何それ、能力?」

「ん~?

なんとなくだからわかんな~い。」


…普通だ。

じゃあ、別れた時のは…なんだったんだろう?


「ソラ?」

「あ、ううん。

なんか、思い出せたの?」

「ぜーんぜん!」

「そっか。」


まぁ、そんな簡単に思い出せてたら私と出会ってないか。


「明日からはソラも一緒でしょ?」


にっこにこでそう問いかけてくる。


「もちろん!

そのために東京来たんだもん!」

「何のために来たの?」

「!」


びっくりした。

優璃ねぇがお風呂から出てたみたい。


「あ、えっと。」

「ん?」

「じ、地元でできないことやるの!!」


…苦しい言い訳だなぁ。

でも優璃ねぇはにこっと優しく笑って


「そう、迷子にならないように気を付けてね。」

「うん!」


明日はどこ行こう。

ユキの地元はここから近いのかな。


「じゃあ、そのためにも今日は早く寝よっか。

「はーい。」


明日、ユキの悔いのヒントが、少しでも見つかりますように。